2020.01.30 キヤノン19年12月期連結 景気減速など響く

 キヤノンの19年12月期(1―12月)の連結決算は、世界経済の景気減速などの影響もあり、減収減益となった。

 オフィス向け複合機は、モノクロ機が減少したものの、カラー機は市場を上回って伸長し、全体の販売台数は前年から微増となった。レーザープリンタは、新製品が堅調だったが低速機の販売が伸び悩み、販売台数は前年を下回った。

 レンズ交換式デジタルカメラは、トップシェアを堅持したが市場の縮小が継続し、販売台数は前年を下回った。イン...  (つづく)