2023.03.21 象印マホービンが〝アップサイクル〟に取り組む、試食用ご飯活用で新たな付加価値製品開発

天然由来成分99%の「試食ごはんの除菌ウエットティッシュ」

 カーボンニュートラルやSDGs(持続可能な開発目標)など、取り組むべき環境問題は多い。本来、捨てられてしまうはずの廃棄物に、新たな付加価値を持たせて、別の新しい製品としてアップグレードさせる「アップサイクル」を行うメーカーがある。

 象印マホービンは、炊飯ジャーを開発する際に炊飯試験で炊いたご飯を原料に、発酵アルコール(エタノール)を精製して、天然由来成分99%の「試食ごはんの除菌ウエットティッシュ」を商品化。同社が運営する、...  (つづく)