2023.03.31 米グーグルの広告削除、世界で昨年は52億件超 監視体制強化など影響 前年の5割以上増

 米グーグルは29日(現地時間)、広告の安全性についての年次報告書を発表した。昨年中に契約違反から削除した広告はグローバルで52億件超で、前年(34億件)から5割以上増えた。制限をかけた広告は43億件超、アカウントを停止した広告主は670万超。監視体制の強化などが理由としている。

 報告書によれば削除対象のうち、最も多かったのは広告目的を偽るなど「広告ネットワークの乱用」で、さらに、商標や法的な問題、金融サービス、不当表示、著作...  (つづく)