2023.04.19 「ガンマ波サウンド」聴けるテレビスピーカー発売

kikippa

 脳などを刺激し認知向上などに効果があるとされている40Hz(ガンマ波)の音を日常生活で自然に聴けるテレビスピーカーが発売された。シオノギヘルスケア(大阪市中央区、吉本悟社長)とピクシーダストテクノロジーズ(PxDT、東京都千代田区、落合陽一CEO)が両社のノウハウを組み合わせ開発したスピーカーでテレビなどの音声をリアルタイムに40Hzに変調した「ガンマ波サウンド」として出せる。18日からシオノギヘルスケアの直販サイトで発売した。

 新製品「kikippa(ききっぱ)」は通信機能を備えたテレビに接続する小型スピーカーで、簡単な操作でテレビの音声などをリアルタイムに解析してガンマ波サウンドとして流せる。開発に携わった落合CEOは「そのまま聴くと不快な40Hzパルス音を聞き取りやすく出せるようにした」と説明。今後高齢者の生活の質を改善する製品として提案していく。価格は4万9500円、月額1980円(いずれも税込)で利用できる。

(20日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)