三菱電機は24日、自動車機器事業を分社化すると発表した。カーナビなどカーマルチメディアをはじめとする事業は終息させる。同事業は収益改善が課題で、CASEなど構造が急速に転換する中、意思決定プロセスを簡素化し、より迅速な事業運営のためとした。1年以内をめどに分社された新会社の設立を目指す。

　同事業の2022年3月期の売上高は約7000億円、営業損益は315億円の赤字。素材価格・物流費の上昇などで前期比減益だった。

（25日付電波新聞／電波新聞デジタルで詳報予定です）