2020.02.17 東芝4-12月連結決算、減収ながら営業益7.6倍 構造改革・コスト管理徹底など寄与

 東芝が14日発表した20年3月期の第3四半期(19年4-12月)の連結営業利益は、前年同期比7.6倍の625億円だった。中国経済の減速が響いて半導体事業が減益となったが、エネルギーシステムやインフラシステムで採算重視の受注活動を進めた効果などが表れて、利益を大きく押し上げた。

 同日記者会見した平田政善代表執行役専務CFO(最高財務責任者)は「構造改革と調達改革に加えて、大型プロジェクトのコスト管理も徹底した結果、収益力が徐々...  (つづく)