2023.08.07 公取委が調査、高速のEV充電器の設置実態 現状はほぼ1社、新規参入を促進
マルチコネクタータイプ(6口)EV急速充電器=浜松SA下り線(提供=NEXCO東日本)
公正取引委員会は、高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)に設けられている電気自動車(EV)の急速充電器について、実態調査をまとめた。445基(536口)のうち98.7%(439基)を、大手電力や自動車メーカーなどが出資するイーモビリティパワー(eMP、東京都港区)が設置していた。公取委は「新設や入れ替えに当たっては、競争政策上、複数事業者からの選定が望ましい」との見解を示した。
調査は、高速道路会社や充電... (つづく)