2023.10.12 【電気暖房器特集】コロナ オイルレスヒーターなど提案 「ecoモード」搭載で省エネ運転
オイルレスヒーター「NOILHEAT」
コロナは、オイルレスヒーター「NOILHEAT(ノイルヒート)」や遠赤外線電気暖房機「コアヒート」による暖房性能を提案するとともに、搭載する省エネ機能を訴求して省エネ・節電意識にも応えていく。
ノイルヒートは、室温が設定温度になると控えめな運転に切り替わる「ecoモード」を搭載している。ecoキーを押すと室温が設定温度に到達後、自動で約25%の省エネ運転を行い、1シーズンで約7700円の電気代の節約になる。
独自のプログラムタイマーを活用すれば、外出時の切り忘れを防止し、電力の消費を抑えられる。プログラムタイマーは生活スタイルに合わせて3パターン設定することができ、節電に取り組みやすい機能になっている。
暖房性能では、独自形状の高密着FIXALヒーターを搭載。成形精度や自由度の高いアルミダイキャスト式を採用して放熱に最適なヒーター形状に仕上げ、放熱ロスをなくしている。アルミの熱伝導率は鉄の約2.5倍と言われており、スピーディーで効率よく暖められる。
一方、コアヒートは、10分間人がいないことを検知すると出力を下げた運転に自動で切り替える「省エネセンサー」を搭載している。この機能を活用することで、1シーズンの電気代を約3980円節約できる。
搭載するヒーター菅は、高輻射(ふくしゃ)ブラックセラミックコーティングによって人体に吸収されやすい波長である3~20マイクロメートルの遠赤外線を放出する。遠赤外線は皮膚の表面付近でほとんど吸収されて熱に変わり、体の芯まで伝わるため、温もりが長続きする。1.8メートル離れた場所でも暖かさを実感できるため、暖房レベルの設定を下げて運転することで節電につなげることも可能だ。
狭い場所にも設置しやすいスリムタイプ「コアヒートスリム」もラインアップするほか、電源を入れてすぐに温まるため、手軽なスポット暖房に使いやすい「スリムカーボン」も展開。設置場所やメインの用途に応じて選べるようにしている。