2023.10.31 【石油暖房機特集】コロナ 石油FH「WZシリーズ」、センサー活用で省エネ

「WZシリーズ」

 コロナは、石油ファンヒーターの最上位機「WZシリーズ」で、高い暖房能力と合わせ、センサーを活用した省エネ運転を訴求していく。

 WZシリーズは、設定温度を自動で20度に切り替える「新ecoモード」に加え、人の動きを検知して火力の調整や消火を行う「省エネセンサー」、温風の上昇を抑えることで効率的に部屋を暖める「足もとあったかルーバー」の三つのエコ機能を併用。

 灯油代と電気代の合計で1シーズン当たり約1万3100円から約2万900円の節約が可能だ。

 石油ファンヒーターの新モデルから、普及モデルの「G32タイプ」や小型な「miniタイプ」にも、最大火力を60%に下げて灯油の使用量を抑える「セーブモード」を追加。これにより、全てのラインアップで灯油代の節約に貢献する運転ができる。

 昨年、直販サイトの限定モデルとして発売し即完売した、ポータブル電源対応石油ファンヒーター「FH-CP25Y」のオリーブグリーン色を、今年から家電量販店やホームセンターで購入できるようにした。

 CP25Yは100V電源で使えるほか、点火時の消費電力を抑えることで定格出力200W以上のポータブル電源でも使用できるように設計されている。運転時の消費電力は8.5~14Wで、定格容量の少ないポータブル電源でも長時間運転が可能だ。

 本体は7.9キログラムと軽量で移動しやすい一方、暖房出力は最大2.5kWと強力。「高地設定モード」で標高2000メートルまでの高地でも使用できるほか、水平な場所で安全に使えるように水平器も備えている。