2023.11.02 アンカー初の癒やしロボット、12月に発売

癒やしロボット「Loona Blue」を発売する。ブルーはアンカーの企業カラーに掛けている

 アンカー・ジャパンが、癒やしロボットの国内販売に乗り出す。100%子会社「ルーナ・ジャパン」を8月に設立し、同名のペットロボット「Loona Blue(ルーナ ブルー)」を12月上旬に発売する。

 アンカーグループ初の癒やしロボットであるルーナは、今年3~5月に応援購入サービス「マクアケ」でプロジェクトを実施していた製品の改良版。中国KEYi Technologyが開発した癒やしロボットで、音声やジェスチャーを認識して反応したり、頭をなでると喜んだりと1000以上のパターンで感情を表現する。

 中国アンカー本社はこうしたロボットの市場潜在性に着目し、KEYi社に出資していた。その関係で、日本における癒やしロボットの展開では、アンカーグループでの取り扱いも見据えて、マクアケでのテストマーケティングに取り組んできた形だ。

 ルーナの価格は税込み8万9990円。マクアケでの先行販売では、プロジェクト開始からの2週間で3500万円の金額を集めるなど、話題を呼んでいた。

 (6日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)