2023.11.29 2023国際ロボット展 東京ビッグサイトできょう開幕 過去最大の654社/団体出展

前回の国際ロボット展の会場内

 世界最大規模のロボット専門展「2023国際ロボット展(iREX2023)」(主催=日本ロボット工業会など)がきょう29日から4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで開催される。産業用からサービス用まで最新のロボットが一堂に展示・紹介される。

 国際ロボット展は隔年で開催、今回が25回目。開催テーマは「ロボティクスがもたらす持続可能な社会」。今年の出展規模は、654社/団体、3508小間となり、過去最大規模で実施される。

 会場では、用途が拡大する産業用ロボットの最新システムや関連機器の展示のほか、普及が進むサービスロボットなども多数展示される。「ロボットSIerゾーン」では、ロボット導入に必要なインテグレーター企業の展示、「ロボットシミュレーション&ビジョンシステムゾーン」では、VR/ARなどを含む要素技術の展示が行われる。

 「物流システム・ロボットゾーン」「部品供給装置ゾーン」では、物流業界で活躍する最新のロボットシステムやパーツフィーダーなどの供給システムが紹介される。

 メインステージでは、初日の29日「iREXロボットフォーラム2023」を開催し、ロボット導入の最新動向や新たな分野での活用の可能性を探る。このほか、多数の講演やフォーラムの開催も連日予定する。

 前回に引き続き、オンライン展示会「iREX ONLINE」も、22日から12月15日までの会期で開催する。オンライン会場のみの出展者がいるほか、オンライン限定の講演・ウェビナーなども行われている。