2023.12.07 万博協会 会場内レストラン事業者の募集開始
万博会場内のラウンジ&ダイニングのイメージ図(提供=日本国際博覧会協会)
会場見学で疲れたらゴージャスなレストランで一息--。日本国際博覧会協会は2025年の大阪・関西万博の会場内に出店する飲食店の募集を開始した。会場内に1カ所だけのVIP接待に最適なゴージャスなラウンジ&ダイニングの公募も間もなくまもなく始まる。
協会が7日から募集開始した飲食店舗の業態は、ラウンジ&ダイニングやレストラン/カフェテリア、EARTH TABLE~未来食堂~レストラン、フードコート、ファストフードなど多様。キッチンカー24台含め合計63店舗を公募。面積にして1万4312平方メートルが飲食店向けに割り当てられる。このうち協会がハイレベルレストランに位置付けるのが「ラウンジ&ダイニング」。会場敷地内に1店舗のみ設置される。
世界最大級の木造建築物「大屋根(リング)」の近くに設けられ、面積は999.1平方メートル。世界各国からの賓客の接待や会食、企業参加の関係者などに利用でき、個室でのコース料理も提供可能だ。グレードの高いダイニング感覚だが、もちろん、一般来場者も食事を楽しめる。
協会では同ラウンジの客単価を昼5000円、夜1万円、カフェタイムで2500円程度を想定。客席数で約300席の規模を応募企業に要望している。
協会では応募事業者に資格は求めていない。とはいえ、万博の理念やテーマを理解し、具現化できる事業者の応募を期待しているという。