2020.04.03 18年度の水晶デバイス生産、数量1%増も金額4.7%減に
<出所:QIAJ>
水晶デバイスの18年度における生産実績は、数量が前年比1%増の44億8110万個、金額が同4.7%減の647億7900万円だった。日本水晶デバイス工業会(QIAJ)がまとめた。米中貿易摩擦、世界経済の減速といったマイナス要因の中で、ADAS関連をはじめとする自動車における高機能化が需要を押し上げたのに加え、後半には次世代高速通信規格5G向けの需要が立ち上がった。一方では単価ダウンが表面化した。
過剰な設備投資による産業機器の... (つづく)