2024.01.22 「フロッピーディスク」指定見直し 経産省、手続きなどアナログ規制改革

 経済産業省は22日、各種申請などの記録媒体としてフロッピーディスク(FD)などを指定してきた規制を見直すため、所管省令を改正したと発表した。

 現行法上、申請や届出の方法について、FDなど特定の記録媒体の使用を定める規定が数多く存在し、オンライン化の妨げになるとともに、クラウドサービスなどの利用の可否が必ずしも明確ではない。こうしたことからアナログ規制の見直しが決まっている。

 同省は34件をまとめて見直した。「フレキシブルディスク」「シー・ディー・ロム」といった具体的な媒体名を定めている省令について、媒体名の削除や、「電磁的記録媒体」など抽象的な規定への改めた。

 同省所管の関係分はほぼ網羅したといい、「民間事業者の手続きの効率化などにも資する」(同省)とみている。

(23日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)