2020.04.16 昭和電工が電子材料用高純度ガス事業拡大  今期、成長軌道回帰を目指す

森川 社長

 昭和電工は、今後も電子材料用高純度ガス事業の積極的な拡大を目指す。19年度(12月期)の同事業売上高は世界的な半導体生産調整などの影響を受け前年比減収となったが、20年度は半導体市況の回復を視野に、半導体高純度ガス売上高の成長回帰を計画する。

 同社は、半導体高純度ガス事業では、主力4製品であるアンモニア、亜酸化水素、塩素、臭化水素(HBr)を中心に、二十数種類以上の高純度ガスを取り扱い、グローバルで高いシェアを確保している。...  (つづく)