2024.03.08 【SMT/SMD特集】スミダコーポレーション SMDパワーインダクター拡充 車載や5G関連へ提案
車載対応メタルインダクター
スミダコーポレーションは、小型・低背のSMDパワーインダクターの製品ラインアップを拡充している。車載用、第5世代高速通信規格5GおよびIoT関連など、成長分野に提案する。
SMDパワーインダクターは、メタル系とフェライト系で用途に最適化した製品を展開する。
車載対応メタルタイプは、AEC-Q200に準拠しており、絶対最大電圧(端子間)70V。動作温度範囲マイナス55~プラス150度。
製品例としては、Max8.0×7.5×高さ5.4ミリメートルサイズの「CDSM70D52/T150」(インダクタンス1.5~100μH)、開発中のMax13.6×12.9×高さ6.5ミリメートルサイズの「CDSM12D63/T150」(インダクタンス1.0~100μH)などがある。
メタルタイプは、4/5/6ミリメートル角サイズ、大電流、低DCRの新製品を開発した。動作温度範囲はマイナス40~プラス125度。
製品例は、「CDMT40D20」(Max4.3×4.3×高さ2.1ミリメートルサイズ、インダクタンス0.27~3.3μH)、「CDMT50D20」(Max5.45×5.45×高さ2.0ミリメートルサイズ、インダクタンス0.16~1.2μH)、「CDMT60D20」(Max6.55×6.55×高さ2.1ミリメートルサイズ、インダクタンス0.16~1.1μH)などをそろえている。
メタルタイプの大電流・低背タイプは、「201610CDMCE/DS」(Max1.8×2.2×高さ1.0ミリメートルサイズ、インダクタンス0.22~2.2μH)、「252012CDMCE/DS」(Max2.2×2.7×高さ1.2ミリメートル、インダクタンス0.22~2.2μH)を開発した。動作温度範囲マイナス55~プラス125度となる。
フェライトタイプは、大電流、低DCRで、メガヘルツスイッチング&ノイズフィルターに最適。