2024.03.12 【電波時評】事業継続に不可欠な平時からの備え
東日本大震災から13年、東京大空襲から79年と、災害や戦争などについて「〇〇から何年」と集中して報じるさまを「カレンダージャーナリズム」とやゆされることがある。定型化やマンネリに陥ってはならぬが、生命と財産が奪われた記憶と教訓に、テーマや問題意識を加味して情報を伝えることに意味はあると考えている。
2016年4月に熊本地震を経験した熊本県は、熊本市の県庁内にVR(仮想現実)も活用した展示・学習室を備える県防災センターを設け、... (つづく)