2020.04.23 IT各社 農業のスマート化支援 AIや5Gなど駆使

営農指導員がタブレット端末を使い、生産者に指導している様子(提供=NEC)

 情報通信技術(ICT)やロボットなどの先進技術を駆使して農作業のコストや労力を減らす「スマート農業」を農産物の競争力向上につなげる取り組みが、情報サービス業界で活発化してきた。NECはカゴメと共同で、AI(人工知能)を活用しトマト栽培の効率を高めるシステムを開発。NTT東日本は東京都と連携し、次世代高速通信規格5Gを地域限定で使える「ローカル5G」を生かして農作業を効率化する実証実験に乗りだす。

 AIを活用した営農支援事業を...  (つづく)