2020.05.14 サイバー犯罪の法整備、先進国と途上国で格差拡大 UNCTAD調査

 データ保護や消費者保護の法整備で先進国と途上国の格差が広がりつつある。国連貿易開発会議(UNCTAD)がこのほど、明らかにした。

 調査を担当した同機関のシャミカ・シリマーン技術部長は「新型コロナウイルス(COVID-19)の感染につけ込んだ不正侵入で、さらに心配が増大しそうだ」と語っている。

 データ保護およびプライバシー保護関連の法律が整備されている世界の国の比率は、15年の55%から20年には11ポイント増の...  (つづく)