2024.05.10 NTTドコモ、3月期連結は売上高など最高

 NTTドコモの2024年3月期連結決算は営業収益(売上高)、営業利益、純利益とも過去最高となった。

 携帯電話事業を含む柱のコンシューマ通信は、通信料値下げの影響もありモバイル通信サービス収入が516億円減となったが、機器の収支改善やコスト効率化で514億円を補い、営業収益は前期比0.1%減の3兆4248億円と減収幅を縮めた。営業利益はほぼ横ばいの6158億円。

 法人事業は、大企業向けの統合ソリューションが順調に伸び営業収益は同4.2%増の1兆8817億円、営業利益は14.7%増の3242億円となった。

 スマートライフ事業は、d払いアプリなど金融決済とマーケティングソリューションが好調に推移し営業収益は同1.5%増の1兆908億円。営業利益は4.7%増の2044億円だった。