2024.05.13 パナソニック、卓上型食洗機新製品 液体洗剤自動投入機能、「おまかせコース」搭載
食器の汚れに合わせ最適な洗剤量で食器をキレイに洗浄する
パナソニックは、卓上型食器洗い乾燥機のフラッグシップモデルとして、卓上型食洗機では同社初となる液体洗剤の自動投入機能と洗浄コースを自動で選択する「おまかせコース」を搭載したNP-TZ500(オープン/市場想定価格=税込10万5000円前後)を6月下旬より発売する。
新製品は、着色汚れと油脂汚れの量を2段階で検知する汚れセンサーを搭載し、食器の汚れに合わせた最適な洗剤量と洗浄コースを自動で設定する。
予洗い工程で着色汚れを、洗浄工程で油脂汚れを検知しそれぞれの汚れの量に応じた洗剤量を投入することで無駄なく洗剤を使い、洗い残しを防ぐ。
さらに、標準使用水量は同社従来品の約11リットルから約9.9リットルと約10%の水量を削減しており、手洗いの約1/7(5人分相当の食器・JEMA自主基準に基づく)の水で洗うことができる。
液体洗剤自動投入では、約30回分(汚れレベル3での運転目安)の液体洗剤(ジェルタイプの食器洗い乾燥機専用洗剤)が入るタンクを本体に内蔵。運転のたびに洗剤の適量を自動で投入するため、計量や投入の手間が省ける。
「おまかせコース」では、食器の汚れに合わせ、最適な洗い方を自動で設定し、適量の洗剤を自動投入(液体洗剤自動投入設定がONの場合)したり、追加洗いの要否を判断するため、面倒なコース選択不要で適切に洗い上げる。
このほか、ナノイーXを搭載し、洗浄前と洗浄後に庫内を除菌し、ニオイを抑制する。キレイに洗いあがった食器を清潔にそのまま保管しておくこともできる。
同社では、今回液体洗剤自動投入、おまかせコースを設定することで、手間が省けると同時に節水・節約につながることを、節約シミュレーションやWEBサイトなどで、顧客にわかりやすく訴求していく。(電波新聞/電波新聞デジタルで後日詳報します)