2024.05.17 「EXPO交流会」開催 海外8カ国から800人が参加、万博の情報を交換・共有

約800人が参加したEXPO交流会

 日本国際博覧会協会(万博協会)は17日、大阪市住之江区のATCホールで、万博参加企業・団体、協力企業などを招き、「EXPO交流会」を開催した。340企業・団体、海外8カ国から約800人が参加して情報交換した。協会の石毛博行事務総長はあいさつで「万博関係でこれだけの人が一堂に会するのは初めて。開幕まであと331日、みんなの万博となるよう頑張りたい」と語った。

 会場内で協会が万博の最新情報の展示を行い、万博に対する機運醸成につなげるのが開催の狙い。

 ある出展企業の関係者は「他社の関係者と工事の進行具合の情報を共有できた」と語り、タイのパビリオン関係者は「多くの来場者を待っています。もっとタイの現状を知って欲しい」と述べ、パビリオン建設も現状では順調という。

 石毛事務総長はぶらさがり会見で「参加者の横のつながりを強め、共創社会をつくるという狙いがあった」と開催の理由を語り、2回目の開催については「今回の反応をみて検討したい」としている。

 また万博開催中に同様の催しを開くことについては「(パビリオンの)隣はどうしている、向かいはどうなっている、と話し合うのもいいのでは」と否定はしなかった。