2024.05.22 QST、イオン加速の世界最高到達速度更新 がん治療装置小型化に期待
量子科学技術研究開発機構(QST)などの国際共同研究グループは、独ドレスデンヘルムホルツ研究所(HZDR)の高強度レーザー施設「Dracoレーザー」を用い、長年超えられなかったレーザーによるイオン加速の世界最高到達速度を更新し、光速の50%のイオンビーム(陽子)発生に成功した。超小型粒子線がん治療装置の実現への大きな一歩となりそうだ。
今回、HZDR、英インペリアルカレッジロンドンの協力を得た。
粒子線... (つづく)