2024.05.22 【次世代自動車用部品・材料特集】人とくるまのテクノロジー展2024YOKOHAMA パシフィコ橫浜できょう開幕
昨年の「人とくるまのテクノロジー展YOKOHAMA」の会場内
過去最大規模の590社出展、初出展も多数
自動車関連技術の専門展示会「人とくるまのテクノロジー展2024YOKOHAMA」がきょう22日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開催される。主催は、自動車技術会(JSAE)。日本を代表する自動車メーカーをはじめ、車載電装機器、カーエレクトロニクス、部品・材料、計測器などのメーカーが一堂に出展し、最新の製品・技術を紹介する。
今年は、例年の展示ホール、アネックスホールに加え、ノース会場にも規模を拡大して開催される。出展者数は590社(1378小間)で過去最大規模。初出展企業は56社。会場では、「世界初」15件、「日本初」14件の展示が予定されている。昨年同様、リアル展とオンライン展のハイブリッド開催となり、オンラインのみの出展者は9社となっている。
今年の共通開催テーマは、「英知を集結しよう! カーボンニュートラル、その先の循環型社会へ」。また、横浜展での特集テーマとして、「『技術の進化』と『新しい価値基準』でサステナブルな循環型社会を実現しよう!」を掲げる。
主催者企画展示では、「『技術の進化』と『新しい価値基準』でサステナブルな循環型社会を実現しよう!」のテーマのもと、18社が協力し、プラスチックのケミカルリサイクル技術やマテリアルリサイクル技術、これまで廃棄していた製品のアップサイクル技術などを紹介する。
JSAE企画講演として、テーマに沿った6講演が行われるほか、新車開発講演も実施される。開催2日目の23日夕には、トヨタ自動車の中嶋裕樹副社長によるキーノートアドレスも実施される。
会期は22日から24日までの3日間。会期中の来場者数(現地)は約6万人を見込む。
人とくるまのテクノロジー展は、今年7月には名古屋地区(愛知県常滑市)でも開催される。