2020.05.21 ロームがCMOSオペアンプ 配線などの全出力負荷容量帯で一切発振なし
新開発の高速オペアンプ「BD77501G」
ロームは、業界で初めて配線などの負荷容量で一切発振しないCMOS構造の高速オペアンプを開発し、10月から量産を開始する。センサーなどの微小信号を高速に増幅する高速オペアンプが配線などの負荷容量で発振してしまう課題を、新開発の電源技術「Nano Cap(ナノキャップ」を用いて解決した。同技術を搭載した製品は今回が第1弾。圧倒的ノイズ耐量の「EMARMOUR(イーエムアーマー)」オペアンプシリーズとして3月からサンプル出荷中。まず、1chオペアンプを産... (つづく)