2024.06.12 シャープ、複写機遺産に認定 72年発売 シャープファックス

「シャープファックス」SF-201

 シャープが1972年に発売した、同社初の複写機「シャープファックス」(SF-201)が、日本画像学会(藤井雅彦会長)の「複写機遺産」に認定された。

 複写機遺産は、日本の複写機産業発展の原動力となった初期の複写機の技術的・社会的功績を顕彰し、文化的遺産として後世に伝えるための認定制度。日本画像学会が2018年に創設した。

 同社の事務機事業は、1964年に世界で初めてのオールトランジスタ式卓上計算機に始まる...  (つづく)