2020.05.27 【電設資材/関連製品特集】アイホン、集合住宅用インターホンシステムを9月に発売

PATMOαモニター付き親機

 アイホンは、賃貸マンション・アパートを中心に好評を得ている「PATMO」の後継機として、多様化するニーズに対応した集合住宅用インターホンシステム「PATMOα」を、今年9月に発売する。

 「PATMOα」は、小型で薄型なデザインの居室親機を新たなバリエーションとして追加する。

 新築だけでなく既設インターホンのリニューアルにも最適な縦長タイプと、シンプルな小型タイプの2種類から選択できる。従来品(奥行き25ミリメートル)に比べ薄型化を実現した。縦長タイプ(GBM-2MKA、GBM-2MA)は奥行き23.5ミリメートル、小型タイプ(GBM-2MS)は奥行き18.5ミリメートルと、どちらもインテリア性の高いスマートなデザインとしている。小型タイプは、壁面に設置される給湯リモコンや床暖房リモコンなどに近いサイズになっているため、室内で調和のとれた良い配置が可能である。

 マンションやアパートの玄関の顔となる集合玄関機は、カラーバリエーションに従来のシルバーに加え、ブラックパネルを追加した。エントランスのコンセプトカラーに合わせて選択できる。

 呼び出しを受けると操作ボタン(通話、解錠)の各ランプが点滅して操作を案内する(ナビホタル)。

 昨今、通信販売の増加による再配達問題に伴い、ニーズが高まっている宅配ボックスとの連動機能を追加。宅配ボックスに荷物が届くと、居室親機の着荷表示画面と音声で知らせる。非接触キーリーダーシステムと連動している場合、帰宅時に非接触キーをキーリーダーにかざすと、集合玄関機でも着荷が表示され、エントランスで荷物が届いたことを確認できる。