2024.07.08 三菱マテリアルがチリで銅精鉱生産開始

選鉱場(左)と上空からの全景

 三菱マテリアルが30%の権益を取得しているチリのマントベルデ鉱山で、このほど銅精鉱の生産が開始された。

 同鉱山は1995年にリーチングとSX-EW法(溶媒抽出と電解採取の2段階からなる湿式製錬プロセス)を用いて電気銅の生産を開始、操業を続けてきた。深部の硫化鉱の開発プロジェクトで選鉱場などの主要な建設工事が完了し、銅精鉱の生産が開始され、今後は設備のランプアップ(立ち上げ)を進め、今年度第2四半期中のフル生産を見込んでいる。...  (つづく)