2024.07.24 キヤノンMJ、1~6月連結は増収増益

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)の2024年12月期第2四半期(1~6月)連結決算は、増収増益となった。売上高はSIサービスやITインフラサービスが好調に推移したことから増加した。営業利益はIT費用などの販管費の増加で減益。

 コンスーマは、減収減益。レンズ交換式デジタルカメラやインクジェットプリンターの売り上げが減少、ITプロダクトは高性能パソコン(PC)やPC周辺機器の売上高は増加した。

 エンタープライズは、増収増益。複数の大型案件があったことにより、オフィスMFPの台数が増加、ITソリューションは金融業、製造業向けのSI案件が好調に推移した。

 エリアは、売上高は横ばい。中小企業のIT環境を支援するソリューションなどが好調に推移した。

 通期連結業績予想は、売上高を上方修正した。