2024.08.26 【エレクトロニクスに貢献する化学材料特集】生産体制増強や研究開発拡充 積極的な設備投資推進化学材料メーカー
25年上期の稼働を予定する東京応化工業の「阿蘇工場 阿蘇くまもとサイト」(熊本県菊池市)
化学材料メーカー各社は、グローバル生産能力増強や新たな研究開発拠点開設に向けた投資戦略を活発化させている。各社は、次世代半導体やAI(人工知能)関連、次世代自動車などでの中長期の需要増加に照準を合わせ、積極的な設備投資を実行する。
エレクトロニクス用材料のグローバル需要は、2022年後半から23年にかけて、巣ごもり特需の反動による民生機器需要の低迷やIT関連投資の減退、世界的な半導体市況の悪化、中国経済の低迷長期化などにより... (つづく)