2024.09.24 【九州・山口産業特集】[九州]半導体産業展が初開催 9月25、26日にマリンメッセ福岡で
[九州]半導体産業展 実行委員会(実行委員長=安浦寛人九州大学名誉教授)は25、26日の2日間、マリンメッセ福岡(福岡市博多区)で、半導体産業に特化した展示会「第1回[九州]半導体産業展」を開催する。当初の予定を上回る261社が出展。九州で半導体産業に特化した専門展示会は初めて。
出展は、設計から製造装置・設備・ソフトウエア、製造用部品・材料、半導体検査・テストサービスや半導体業界向け人材派遣サービスなど。半導体関連産業を志す大学・高等専門学校など学生の情報交換や技術交流の場として、理研計器(25日)、三菱電機(26日)など学生向けの講演も予定されている。
講演は2日間で21のプログラムがあり、九州の半導体産業の現在から未来について、第一線の講師が語る充実したセミナーが行われる。TSMC関連では、台日産業連携推進オフィス(TJPO)特別顧問の松尾直氏が「TSMC進出に沸く熊本・九州(台湾はどうやって半導体強国になり得たか)」をテーマに語る(26日)。
来場者は5000人の見込みで、事前登録も好調だ。運営事務局はイノベント(東京都港区)。
来年度の開催も決定した。2025年10月8、9日に「第1回[九州]次世代物流展」と同時開催で、マリンメッセ福岡A・B館で実施する。今回の会場では、次回出展に関する無料相談会も行う。