2024.09.25 日本精工が低フリクションの軸受開発 耐泥水性と両立 従来比40%低減
NSKが新開発した低フリクションハブユニット
日本精工(NSK)は18日、軸受の低フリクションと耐泥水性を両立させる新技術で、従来モデルと比較して40%の低フリクションとなる軸受を開発したと発表した。電気自動車(EV)向けを中心に、全世界で2026年度に200億円の売り上げを目指す。
自動車のタイヤのホイール部分に取り付けられるハブユニット軸受は、走行中に泥水をかぶるなど過酷な環境下にさらされている。そのため高い耐泥水性が求められている部品の一つだ。また、近年はカーボン... (つづく)