2024.10.18 ノキアのベル研がAI活用し鉱山を監視・分析 ブラジルの資源開発大手ヴァーレと協業拡大

鉱山事業に進出のノキア(写真はイメージ)

 ノキアの米国研究開発部門ノキア・ベル研究所(以下、ベル研)とブラジル屈指の総合資源開発会社ヴァーレは、人工知能(AI)を活用した鉱山向けのデータ監視・分析技術を導入して採掘現場の最適化と信頼性・安全性の向上を図ることで合意した。

 ベル研は、かつて米通信会社AT&Tの付属研究機関だった。AT&Tの通信機器事業がルーセント・テクノロジーズとして分離された際、ベル研もルーセント傘下に入った。その後、2006年フランスのアルカテルと...  (つづく)