2024.10.18 三菱ケミカルグループがOPLフィルム生産設備増設 大垣で、27年度下期稼働目指す

 三菱ケミカルグループは17日、光学用ポリビニルアルコール(PVOH)フィルム「OPLフィルム」の生産設備を、中日本事業所 大垣(神田)地区(岐阜県大垣市)で増設することを決めたと発表した。

 2027年度下期の稼働を目指す。

 OPLフィルムは主にテレビなどの液晶ディスプレー用偏光板に使われている素材で、液晶ディスプレーの画面サイズの大型化に伴い需要が拡大している。同社はさらなる需要増加と高品質要求に対応す...  (つづく)