2024.10.28 マクニカHD、4~9月連結は減収減益

 マクニカホールディングスの2025年3月期第2四半期(24年4~9月)連結決算は減収減益。産業機器向け半導体で中国の停滞が長引き在庫調整も影響。原一将代表取締役社長は「本格的回復は来年度下期が妥当ではないか」と見通しを語った。

 半導体事業の売上高は前年同期比9.6%減、営業利益は同52.8%減だった。

 ネットワーク事業の売上高は同35・0%増、営業利益は同75・9%増。国内大手企業グループ向けセキュリティー関連商品、官公庁、金融機関向けデータ分析関連商品が伸びた。

 通期連結業績予想は売上高を従来比5.5%、純利益を同28.6%引き下げた。中期経営計画の25年3月期目標も同様に下方修正した。