2024.10.30 FDK、4~9月連結は増収で営業黒字に転換
FDKの2025年3月期第2四半期(24年4~9月)連結決算は増収となり、営業黒字転換した。為替が期初想定よりも円安基調で推移していることや、原材料価格変動による原価低減などを踏まえ、通期の利益予想の上方修正も発表した。
上期の事業別売上高は、電池事業はニッケル水素電池、設備関連ビジネスやアルカリ乾電池がそれぞれ増加し、為替の円安効果も加わり、前年同期比12.0%増の252億2800万円と大きく増加した。電子事業は各種モジュールは堅調だったが、スイッチング電源が半導体装置向けで減少したほか、トナーが減少し、同3.8%減の74億3000万円となった。
通期連結業績は、売上高は従来予想を据え置いたが、各利益予想をそれぞれ増額修正した。