2024.10.30 日本電気硝子、1~9月連結は増収・黒字転換
日本電気硝子の2024年12月期第3四半期(1~9月)連結決算は増収、利益は黒字転換となった。電子・情報で売り上げが伸びたほか、利益はディスプレイ事業の製造原価低減の効果などで黒字化した。
電子デバイス事業は半導体向け製品が好調に推移したことに加え、そのほかの製品の需要も緩やかな回復が続いた。
ディスプレイ事業は、第2四半期(1~6月)の旺盛な需要と販売価格の上昇により増収となった。
一方、複合材事業は、自動車部品向け高機能樹脂用途を中心に販売が低迷し、売上高が前年同期を下回った。
医療事業と建築事業は増収、耐熱事業は減収となった。
通期連結業績予想に変更はない。