2024.11.01 【ヘッドホン・イヤホン特集】パナソニック 完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ80」 落ちにくく疲れない形を採用
EAH-AZ80
パナソニックは、高級オーディオ「テクニクス」ブランドの完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップ機「EAH-AZ80」を訴求している。耳から落ちにくく長時間使っても疲れない形を採用するとともに、素材や構造から高音質化に徹底的にこだわった。ノイズキャンセリングや、3台の端末に同時接続できるマルチポイント機能にも対応している。
AZ80は、10ミリメートルドライバーと有線イヤホンで採用しているアルミニウム振動板を新たに採用し、幅広い周波数帯域で色付けのないきめ細やかな音を実現した。ドライバーの後ろの独自の音響構造により力強い低域とリアルなボーカルを再現。高音域の周波数特性の乱れを抑えるハーモナイザーで自然な高音を再生する。新たに採用したダイレクトモードでフラット特性での音の純度を高めた。
デザインは人間工学が導き出した独自形状を採用。装着感を徹底的に研究し300個以上の形状試作と装着試験により、耳への負担が少なく快適に長時間付けられる。イヤホンは耳を圧迫する力に頼らず装着できる形状で、イヤーピースは7種類から選べる。「音質と装着性が高く評価されている」(同社)という。
高音質化だけでなく通話機能も強化した。ビームフォーミング技術や音声解析技術などを組み合わせた独自の通話音声処理技術で快適な通話ができる。本体には左右合計八つのマイクを搭載し、周囲が騒がしい環境などでも発話者の声だけを相手に伝える。風切り音を低減する技術を搭載し、強風が吹いている環境でも相手に声が聞き取りやすくなった。
ノイズキャンセリングはデジタルとアナログの制御に加え、イヤホンの外側と内側のノイズを最適に処理することで業界最高クラスを実現。会話帯域のノイズキャンセル性能も上がった。タブレットやパソコンなど3台の端末に同時接続できるマルチポイント機能にも対応した。
AZ80に加え、高音質と洗練したデザインにこだわった入門機「AZ40M2」も好評だ。基本性能は妥協せず実勢価格が1万円台と購入しやすい価格帯を実現している。
6月には新色のモデレートブルーが追加され、幅広い層に提案していく考えだ。