2024.10.31 新光商事、4~9月連結は減収減益

 新光商事の2025年3月期第2四半期(24年4~9月)連結決算は減収減益。顧客の在庫調整が続き、産業機器関連やOA機器関連など主要分野がいずれも低調に推移した。

 電子部品事業全体の売上高は前年同期比34.1%減の531億円。産業機器関連をはじめ、全ての分野が低調だった。半導体の売上高は同45.5%減の312億円、電子部品の売上高は同6.0%減の219億円となった。

 アセンブリー製品の売上高は同20.3%減の79億円。娯楽機器関連が低調に推移した。

 電子機器やマイクロコンピューターのソフトウエア受託開発の売上高は同24.9%増の37億円。産業機器関連が好調に推移した。

 4~9月の第2四半期会計期間において利益率の確保、販売管理費、一般管理費の抑制を実施し、営業利益で13億円、経常利益で11億円を計上。最近の業績動向も踏まえ、通期連結業績予想は利益面を上方修正した。