2024.11.07 古河電工、4~9月連結は黒字転換

 古河電気工業の2025年3月期第2四半期(24年4~9月)連結決算は増収。各損益は黒字に転じた。全般に需要が回復基調だった。

 部門別では、電装エレクトロニクスの売上高が前年同期比13.6%増、営業利益は同4.9倍。自動車部品の安定受注による生産性改善や電池価格の適正化、電装エレクトロニクス材料の製品ミックス改善や為替が影響した。

 インフラはデータセンター関連、国内超高圧・再生エネルギー関連・機能線が寄与。売上高は同6.8%増で営業赤字は改善した。

 機能製部品もデータセンター関連が寄与し売上高は同30.1%増、営業利益は同3.8倍。

 通期連結業績予想は前回発表した数値から売上高を5.6%、純利益を69.2%引き上げた。