2024.11.08 オリンパス、4~9月連結は増収・営業増益

 オリンパスの2025年3月期第2四半期(24年4~9月)連結決算は増収、営業増益。内視鏡、治療機器の両事業とも好調だった。7月に外部譲渡した整形外科事業を除いた業績。同事業を合算した純利益は減益だった。

 内視鏡の売上高は前年同期比10.3%増、営業利益は同22.9%増。消化器内視鏡は北米、外科内視鏡は欧州で増収。治療機器は売上高が同9.6%増で営業損益は黒字に転じた。消化器科(処置具)、泌尿器科、呼吸器科分野が欧米で伸びた。

 通期連結業績予想は据え置いた。

 違法薬物購入の通報などを受けた前代表執行役最高経営責任者(CEO)退任に関し、竹内康雄取締役代表執行役会長兼ESGオフィサーは経営層、従業員の教育を強化するとした。