2025.01.15 日本触媒の3次元細胞培養容器を採用 大阪府内のクリニック、再生医療の治療開始
日本触媒の「ミコセル」を使用した再生医療の治療が、そばじまクリニック(大阪府東大阪市)で始まった。
ミコセルは、同社が独自技術により開発した3次元細胞培養容器。一般的な3次元浮遊培養容器や2次元培養容器とは異なり、培養面は細胞が弱く接着する素材でできており、生体内に近い環境を再現する。ばらばらの細胞を導入すると、細胞同士が立体的に結合し、サイズがそろった凝集塊(スフェロイド)が形成される。これにより、再生医療や薬剤スクリーニ... (つづく)