2025.01.22 【ネプコンジャパン/オートモーティブワールド特集】オートモーティブワールド 見どころ/事業戦略 ルビコン

ZLRシリーズ

アルミ電解コン新モデル「ZLRシリーズ」を出品

 ルビコンは、オートモーティブワールドに出展し、アルミ電解コンデンサー、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサー、薄膜高分子積層コンデンサー、フィルムコンデンサーなど、各種コンデンサーの最新ラインアップを紹介する。

 アルミ電解コンデンサーは新モデル「ZLRシリーズ」を出品。同社はスイッチング電源用に、小型で長寿命、低インピーダンス、高リプル性能を実現したリード線タイプZLHシリーズを2001年に上市し、スイッチング電源用コンデンサーのスタンダードとして長年各種用途の電源に使用されてきたが、この後継モデルとして、さらに高容量、低インピーダンス、高リプル電流化を図ったZLRシリーズを開発した。業界トップスペックを実現し、機器の小型化、高性能化、コストダウンに貢献する。

 導電性高分子アルミ固体電解コンデンサー「PZ-CAP」は、同社従来の非固体アルミ電解コンデンサーのノウハウを生かしながら、独自のポリマー技術で従来よりも高耐圧を可能とした導電性高分子アルミ固体電解コンデンサー。リード線/面実装を合わせたハイブリッドタイプ全18シリーズをラインアップし、顧客の要望に対応する。

 薄膜高分子積層コンデンサー「High Voltage PMLCAP」は、従来のPMLCAPの特長を兼ね備えながら高耐圧化を図ったポリマーコンデンサー。高性能・高密度実装が求められる高圧回路に最適。標準で500V、900Vのボックスタイプ、さらにカスタムで大容量品の対応も可能。

 フィルムコンデンサーは、汎用(はんよう)の小型品から車載/産機半導体用の大型フィルムコンデンサーまで幅広くラインアップし、さまざまな機器と用途への提案が可能。125度高温対応の「MPT」シリーズも用意し、車載機器への提案も可能。