2025.01.22 【ネプコンジャパン/オートモーティブワールド特集】IoTやAI活用の最新技術披露

 「ネプコンジャパン」および「オートモーティブワールド」に出展する各社は、最先端の製造技術や製造プロセス、製造装置の情報を世界に発信する。

 ネプコンジャパンには、世界市場で高いシェアを誇るSMT企業が出展。進化を続けるスマートファクトリーを中心に、全自動生産を目指すデジタルマニュファクチャリング技術が集結する。

 スマートファクトリーは、大手製造業を中心に認知・導入が進むが、コストに関する課題が残る。特に中小企業は導入したくても難しい側面がある。解決の一例として、デジタルツインを用いてスマートファクトリーの導入効果を確認できる展示が注目される。

 IoTや人工知能(AI)を活用した技術やサービスも見どころの一つだ。例えば、これまで職人の目視や経験値に依存していた製造装置の機械要素部品の摩耗状態の確認や生産計画といった作業をソリューションで省人化するなど、同展では多くの技術・サービスが提案される。

 昨年、市場拡大に合わせて初開催し好評を博した「パワーデバイス&モジュールEXPO」は内容をさらに充実させて開かれる。

 オートモーティブワールドは、モーター・インバーターや二次電池、FCV(燃料電池自動車)、EV(電気自動車)の軽量化素材・材料、加工、接着・接合技術、OTA技術など幅広い展示が展開される。

 中でも近年関心が集まるEVの軽量化では、新しい素材の開発・加工技術に触れることができる。

 ますます注目が高まる自動運転技術は、日本最大級の展示会「自動運転EXPO」で、カメラやLiDARなどのセンサー、ソフトウエア、ダイナミックマップ、サイバーセキュリティーの最新動向を確認できる。