2025.02.03 サトーパーツが17年ぶりプライベートショー開催 東名阪3会場で 全商品展示・紹介

新表示灯

新表示灯(ユニット)新表示灯(ユニット)

「次世代小型表示灯」など新商品も

 サトーパーツは今月、17年ぶりとなるプライベートショーを、東京、大阪、名古屋の全国3会場で開催する。「殻をやぶって孵(かえ)る」をテーマに、新商品3点を参考出品するほか、同社の商品ラインアップの展示や採用例の紹介などを行う。

 開催スケジュールは、関西地区が2月6、7日の両日、大阪市淀川区の「新大阪ブリックビル」で、関東地区が2月18、19日の両日、東京都千代田区の「神田明神ホール」で、中部地区が2月26、27日の両日、名古屋市千種区の「名古屋市中小企業振興会館」で、それぞれ実施する。

エンドユーザーも

 同社がプライベートショーを開催するのは、2008年以来、17年ぶり。08年の開催では、主に同社の販売代理店を対象に実施したが、今回は、販売代理店に加え、エンドユーザーにも広く来場を訴求する。

 ショーでは、同社の全商品の展示・採用例を紹介するほか、新商品として「次世代小型表示灯」「小型中継用スクリューレス端子台」「中継用ヒューズホルダー」をそれぞれ参考出品する。このほか、生産体験コーナーやアトラクションなども用意している。

 参考出品する「次世代表示灯シリーズ」(計325アイテム)は、ネオンランプタイプとチップLEDタイプがあり、それぞれACタイプとDCタイプを選択できる。250ミリメートルのリード線付きタイプ、1メートルのリード線付きタイプを選択可能。レンズ部分と本体部分が分かれており、本体をパネルの内側から取り付け可能とすることで、作業性に配慮した構造。発光部分はレンズ形状によって上下するため、レンズ形状を選択できる。レンズは乳白色で、発光色は赤、青、オレンジ、緑。パネル面防水はIP67相当も選択できる。

 次世代表示灯シリーズの展示会への出品は今回が初めて。レンズに拡散剤が入っているため、人の目にやさしい光となっており、「目にもやさしい灯の魔術師」をキャッチフレーズに、広く来場者に訴求する。

 参考出品する「小型中継用スクリューレス端子台」は、サイコロ型に3方向に連結できる製品。AWG26仕様およびAWG28仕様がある。

 ヒューズホルダーは、F-850シリーズの6.4×30ミリメートルタイプを参考出品する。

生産体験コーナー

 会場内には「生産体験コーナー」もあり、来場者が製品を手組みで組み立てを体験したり、レーザーマーカー体験もできる。工場の自動機のライブ配信なども予定している。このほか、アトラクションコーナーなども用意する。

 また、会場では現場に合わせて先端を自在に交換できるKISEKAEチップ「TJ-100シリーズ」の豊富なラインアップや、つかみやすくて外れにくいパワークリップ「C-100-Xシリーズ」(M5~6ねじ頭対応品)など、現場作業のスマート化に寄与する同社の多彩な製品を提案する。