2025.02.03 マクニカHD、4~12月連結は減収減益

 マクニカホールディングスの2025年3月期第3四半期(24年4~12月)連結決算は減収減益。

 半導体事業の売上高は前年同期比6.2%減、営業利益は同48.1%減。産業機器市場は設備投資意欲があるが中国市場の停滞継続や在庫調整でFA機器や工業用ロボット、半導体製造装置や医療機器で調整局面となった。通信インフラは国内の設備投資が落ち着き低調。1~3月も産機の需要は弱く、回復は来年度の見込み。

 ネットワーク事業は売上高が同29.9%増、営業利益は同78.8%増。セキュリティー対策ソリューションを導入済みの国内大手企業が対象者を拡大するなど好調だ。

 通期連結業績予想は据え置いた。