2025.02.05 日本電気硝子、12月期連結は増収・黒字転換

 日本電気硝子の2024年12月期連結決算は増収となった。販売数量の増加や価格の引き上げなどにより売上高が拡大。損益は前期に実施した事業構造改革の効果などで全て黒字転換した。

 ディスプレイ事業は堅調な需要が継続。また、販売価格の引き上げ効果もあり増収。電子デバイス事業は半導体向け製品の需要が好調に推移し増収。複合材事業は販売が低迷し減収。医療事業は販売価格の引き上げを進めたことなどで増収。耐熱事業は需要が軟調なことから減収。建築事業は需要が堅調なことで増収となった。

 今期連結業績は、増収増益を目指す。