2025.02.06 東芝テック、4~12月連結は増収・営業増益 POSシステム好調
東芝テックの2025年3月期第3四半期(24年4~12月)連結決算は、増収・営業増益となった。売上高はPOSシステムの売り上げが増加したことや為替の影響などから、前年同期比7%増となった。
営業損益については、海外市場向けPOSシステムの損益が米州を中心に改善したこと、複合機が2024年10月以降の売り上げ規模減少などにより減益となったものの、引き続き一定の利益を確保したことなどから、同24%増となった。
リテールソリューション事業の売上高は同9%増。海外市場向けPOSシステムが米州を中心に販売が増加したことや為替の影響もプラスに働いた。
ワークプレイスソリューション事業は同4%増。複合機は為替によるプラス影響もあって、売り上げが増加した。
通期連結業績見通しは為替の影響を織り込み、売上高を上方修正した。