2025.02.10 東京コスモス電機4〜12月連結、売上高は微増

 東京コスモス電機の2025年3月期第3四半期(24年4~12月)連結決算、は売上高が微増、各利益は減益となった。販売面では需要増加や在庫調整の解消による受注回復が可変抵抗器を下支えしたほか、車載用電装品では国内自動車メーカーの生産が堅調に推移した。利益面では原材料費の高騰や研究開発への注力が影響した。

 可変抵抗器は売上高が前年同期から横ばい、セグメント利益は前年同期比3.8%増。流通在庫の減少による短期的な受注増があった一方、中国市場の低迷による需要減もあった。車載用電装品は売上高が同2.3%増、セグメント利益は同1%増。

 通期連結業績予想は据え置いた。