2025.02.26 大阪・関西万博「シャインハット」公開 黄金の大屋根輝く開会式会場
黄金に輝く「シャインハット」外観
日本国際博覧会協会(万博協会)は25日、大阪・関西万博の開会式の会場となるEXPOホール「シャインハット」を報道陣に公開した。
鉄骨造りのシャインハットは、今回の万博の目玉となる木造の建造物「大屋根リング」とともに会場全体のシンボル的存在。黄金に輝く円形の大屋根が特徴になる。会期中は、シャインハットの外壁面を使ったプロジェクションマッピングが日没後に毎日2回上映される予定だ。
ホール内部は客席と舞台が一体となった円形劇場。ステージの大きさは直径約18メートル。白が基調で収容人数は約1900席。
ホールは開会式のほか、協会主催のイベントやテレビ朝日の長寿番組「徹子の部屋」の公開収録、宝塚OG公演などが予定されている。
催事検討会議の池坊専好、大﨑洋の両共同座長と小橋賢児催事企画プロデューサーが会場内で取材に応じ、大﨑氏は「場内は白できれい。中に入ると臨場感が出ている」と述べた。小橋氏は「会場でどんな物語が生まれるか楽しみ」と語った。
会期初日の4月13日には、航空自衛隊のブルーインパルスが正午頃に会場上空を展示飛行することも決まった。
万博協会では会期中、「予約不要」「すべて無料」のイベントを多く計画。当日券の販売も計画するなど、チケット販売増につなげる工夫に懸命だ。